フリーランスの営業方法6選【体験談】

フリーランス(副業)を始めたら案件はどこからもらうの?

営業の方法ってコツとかあるのかな?

今回はこんな悩みを解決する記事を書きました!

動画編集者がこのブログのメインのユーザーだと思いますが、今回はフリーランスという括りで営業方法についてかなり細かく、僕自身の体験や経験を元に記事を書いていきます。

実際どの業種でもそうですが、フリーランスというのはスキルさえあれば生きていけるという簡単な職業ではありません。
大前提として案件を獲得するには、営業というものが必要となってきます。

  • 営業なんてしたことない
  • 人脈がないから案件が取れない
  • そもそもどこから案件を獲得するのかわからない

このような悩みや不安を抱えている人は少なくないと思います。

僕自身動画クリエイターとしてフリーランスという形で仕事をしていますが、この仕事を始めた当初は独学からのスタートということもあり、人脈は本当に0の状態からのスタートでした。

ただ、この記事にあることを一つずつ実践していった結果、今実際にフリーランスとして生計を立てることができています。

この記事を読んだ人が、ちゃんとフリーランスとして生活ができるためのお手伝いができればと思い記事を書いていきます。

ぜひ最後まで読んでみてください!

当ブログでは「人生にきっかけを」をコンセプトに、フリーランスや副業(動画編集やブログ)についての情報を発信します。僕のプロフィールはこちら

この記事で解決できる悩み

  • フリーランスの営業方法
  • フリーランスが営業を成功させるコツ
  • 営業をしないで案件を獲得する方法
  • 営業する際の注意点

フリーランスの営業方法6選

まずは営業方法について6つの方法を紹介していきます!

筆者である僕自身が実際にやってきた方法なので、きっとこの6つを実践すれば案件がなくて収入がないということはなくなると思います。

動画編集の案件獲得を例にして書いていきますが、それぞれ自分の職業に照らし合わせて読んでもらえればと思います。

知人・友人に紹介してもらう

これが1番シンプルであり、クロージングの確率が1番高い方法かなと思います。
理由は、第三者(知人・友人)の信用が乗っかった上で案件の話が来るから。

実際には紹介してもらうために、友人や知人に自分が始めたことをどんどん話していくという行動が必要になります。

例えば動画編集を始めたとしたら、周りの方に
「最近動画編集の仕事を始めたんだよね。YouTubeの編集をメインでやっていて、〇〇系が結構得意なジャンルかな」
こんな風に話すのが良いです。

ポイントは自分が得意なジャンルどんな編集をメインでしているのか
これを具体的に話すことがポイントとなります。

反対の立場からしてみると、動画の編集なんてCMもミュージックビデオもYouTubeの編集も違いがあるとは思ってもいません。

なので「動画編集の仕事始めた」という情報だけではあまりにもざっくりしすぎて紹介しようと思っても何を紹介すれば良いかわからないという結果に。。。
つまり、それでは紹介を通して案件を獲得することが厳しいということ。

紹介してもらうために、自分から紹介しやすいように情報の共有をする。
これを実践するだけでも結構な確率で案件のお話がもらえると思います。

ポートフォリオの作成

これはクリエイター職ならマストになります。

ただこれ勘違いしてはいけないのは、あくまでも自分の実績をまとめるということ。

よくTwitterなどでできることをまとめた作品をポートフォリオとして発信してる人がいます。
これはかなりグレーだと個人的には思っていて、できることと得意なことは違うし、もっと言うとできることが多いというのは場合によってはマイナスな方向に働く可能性があります。

なんでもできるからどんな案件も対応します!よりも
こういうことをやってきました!得意なジャンルはこれです!
という形でポートフォリオはまとめましょう。

ポートフォリオがある前提で話を進めると、上記に書いた知人や友人に自分のことを話す際にポートフォリオを見せるだけでかなり話は早く進みます。

クライアント様との間で秘密保持の契約を巻いている場合は、実績の取り扱いにも注意!

オンラインサロン・コミュニティに参加

これは同じような業種、クリエイターが集まるコミュニティに参加をすれば案件を流してくれることがあるのでおすすめの方法の一つです!

こちらの記事でも書きましたが、実際に僕の彼女が動画編集を覚える時、会員限定のコミュニティがある動画編集スクールを受講しました。

このコミュニティでは会員さんや講師の方と交流を深めることができ、スキル向上だけではなく、どうやって案件を獲得したのかであったり、そもそも案件を振ってくれることも珍しくありません。

あえてこういうサロンやコミュニティに参加し、鮮度の高い情報をキャッチしにいくという方法がこのやり方になります。

SNSを活用する

これは今の時代だからこそ正当化されている手段なので、取り入れない選択肢はないと思います。

TwitterやInstagramを上手に活用し、SNS上だけで営業を済ませてしまうという方法。
イメージ的にはSNSをポートフォリオにしちゃうという感じ。

ただ、キャリアのスタート時にSNSをフルで活用するというのは正直おすすめはできません。
一つの手段としてはかなり有効は手段ではあるものの、やはり案件というのはあくまでも人と人とのつながりによって回ってくると思っています。

つまり、どんな人かわからない状態や信用が積み上がる前の状態では、案件を獲得したとしてもトラブルに繋がる可能性も大きいと思っています。
(実際に僕はSNSからのお仕事で何回かトラブルになりました)

どっちが悪いという話でもないし、上手くいく案件の方が多いですが、始めたての人はいきなりSNSで仕事を取ろうとするのはやめた方がいいかもしれません。

経営者が集まる趣味を見つける

これは案件をいただく上で、決定権を持っている経営者の方と友達になっちゃおう!という作戦です!

ゴルフなんかをイメージするとわかりやすいと思いますが、経営者の方が多くいる趣味というのはいくつか存在します。

意外にもそういう趣味の時間にビジネスの話をする経営者の方がたくさんいます。
最初からそのために趣味を始めるというのはさすがにいやらしいですが、せっかくなら経営者が多くいる趣味を見つけるというのも面白いと思います。

そんな僕はポーカーにハマっていまして、完全に趣味となっています。
実は今日本ではポーカーブームがきていて、もちろんカジノはないのでお金を賭けて遊ぶことはできないんですが、アミューズメントポーカーというお店がいくつもあります。
ゲーセンのメダルゲームのような感じでまずチップを購入し、そのチップでポーカーができるという仕組み。

そしてこれこそが、経営者が多い世界なんです!w

他にも先ほど挙げたゴルフや、グルメなんかも経営者の方多いですね。
麻雀やアート、お酒なんかもそういった類の趣味に繋がるかと思います。

ぜひこの趣味という共通言語を持って経営者の方とお知り合いになり、可愛がっていただきつつも、ビジネスとしてしっかり案件を振っていただくという方法を試してみてほしいです。

資料が作れるようになる【めちゃくちゃ大事】

これは僕自身が動画クリエイターを始めた時に1番知っておきたかった方法です。

資料作りってどの程度していますか?
そしてこの資料作りがかなり重要であるということを知っていますか?

動画編集の仕事で言えば、撮影や初稿の提出、完パケの提出納期などがあります。
それがわかりやすいようにスプレットシートを使ってガントチャートを作る。

過去の資料

YouTube運用の仕事であれば、そのチャンネルのコンセプトやターゲットをすり合わせる必要があります。
それも資料にして相違がないか残しておく。

YouTube.ch立ち上げ時のコンセプト資料

資料があるのとないのとでは、商談の決定率が倍近く変わってくると言っても過言ではありません。

もし現時点では自分の力で資料作成ができないという方は、

ココナラ
を使ってプロにお願いしてみるといいでしょう。

そこまでする価値があるくらい、資料作成というのは営業において大事なポイントになります。

フリーランスが営業を成功させる4つのコツ

ここでは営業を成功させる確率を少しでも上げるための方法であって、ないよりはあった方がいいし、知らないよりは知ってた方がいいという情報を書いていきます。

大前提として、僕のスタンスは「君だからお願いする」を目指すやり方です。
つまり、スキルや経験値など上を見たらキリがないような武器で勝負するのではなく、自分という人間に興味を持ってもらった上で、自分だからこそ仕事を受注することができたという形を目指しています。

コミュニケーション力を高める(聞き上手)

コミュニケーション能力というのは当たり前にあった方が良い力の一つです。

その中でもより具体的に何を磨けば良いのかというと、聞き上手であるということ。

経営者の方や担当者の方とやり取りをする際、基本的には僕らの情報というのは聞かれたら答えればよくて、とにかく話を聞くということを意識しましょう。

そして共通言語を探したり、好きなこと、興味のあるジャンルなど、なんでもいいから自分も持っている会話のカードと合うきっかけを見つけてください。

そのトリガーさえ見つけることができれば、自分を気に入ってもらうことへの第一歩が見えてきます。

自分の強みをはっきり認識しておく

これは成功のコツでもあり、失敗やトラブルにならないための守りの武器にもなります。

例えばYouTubeの動画編集と言っても、VLOG系が得意なのか検証、実験系が得意なのか。
もっと言うと撮影の際のフットワークの軽さが強みなのか、データの分析、デザインのクオリティが強みなのか。

YouTubeの動画編集者でこの強みというのを曖昧にしてる人が多くいる印象ですが、なんでもこなせます!よりも自分の強みをはっきりと認識することの方がよっぽど案件の獲得に繋がります。

またデザインについての知識がないのに、そこのクオリティを求められるクライアント様とお仕事をすることになった場合、最悪お相手に迷惑をかけることになりかねません。
ここで「よっしゃ苦手なジャンルだけど成長のチャンスだ!」なんて思ってるような人は簡単に信用を失うことになるので、苦手なものは苦手ですとしっかり伝えましょう。

ビジネスというのは自分の成長のための場ではありません。
お相手のニーズをヒアリングし、求められている以上の結果を出すから対価としてお金が発生します。

成長のチャンスはいくらでも自分で作って成長してから案件の獲得を目指すことがおすすめです!

単価や時給を設定しておく

あなたは時給いくらのクリエイターですか?

これに即答できない人は、今すぐ自分の時給を決めましょう!

フリーランスや副業の世界では、単価を決めるのは自分です。
もちろん相場やクライアント様の予算などはありますので、その範囲から大きくズレがあるようではいけません。

時給が決まっていれば、案件の相談があったときに
(この案件なら〇〇時間くらいあれば終わるから、見積りは〇〇円くらいになるな)という概算がすぐできるようになります。

その場である程度話を進めるためにはこの自分の時給というのはかなり重要なポイントになってくるでしょう。

人脈を広げる

今、全く人脈がないという方。安心してください。
人脈というのは行動を起こすから広がっていくものです。

フリーランスになった・副業を始めたけど人脈がないから仕事がもらえない…
そんな心配はないということ。

行動を起こした先に人脈というのは必ず広がっていきます。

ただここでいう人脈とは、誰でもいいわけではありません。

あなたにとってスピーカーになる人かハブになる人を探しましょう。

スピーカーとは?
あなたが始めたことを勝手に宣伝してくれる人のこと。
例えば近所のおばちゃんを想像してみてください。
ああいうタイプの方って、求めてなくても人のことをペラペラ話すイメージがありませんか?
質が良いか悪いかは置いといて、近所のおばちゃんみたいな人を僕はスピーカーと呼んでいます。
きっとあなたの周りにも自分が始めたことを話したら勝手に「あいつ最近〇〇っていうの始めたらしいよ」」と宣伝してくれる人がいるはずです。
こういうスピーカーと何人か繋がっておくと向こうからお仕事の相談が来る可能性が上がります。

ハブとは?
簡単に言うと人脈お化けみたいな人のことです。
「あ!そういえばこないだ動画編集の仕事できる人探してる人に会ったから繋げるわぁ」なんて言ってくれる人です。
この人もスピーカーと近いですが、大事なのは案件をバンバン繋いでくれるという点。
実際に行動を起こした先にきっとそういう人脈お化けに出会うタイミングはあります。
その時にハブになってもらえるように聞き上手になってコミュ力を上げておきましょう。

フリーランスが営業せずに案件を獲得する3つの方法

この章では裏技を紹介します!

フリーランスと言えば自分で仕事を見つけるのが主な方法でしたが、ここ数年一気にフリーランス向けの様々なサービスがリリースされ、これらを活用することで営業しなくても仕事を獲得できるようになってきました。

現段階での営業活動が振るわず、営業活動に自信のないフリーランスの方は、ぜひご一読ください。

ココナラ

このサービスは案件の獲得というより、自分のスキルの販売という言い方をした方が近いかもしれません。

自分の持っているスキルを求めている人に向けてサービスを展開することができるのがココナラの特徴です。

登録やサービスの展開は無料でできるので、アカウントを作成しておいて損することはありません。
営業が苦手な方はとりあえず登録しましょう!

デメリットとしては、実績が積まれるまでは単価が低い中で案件をこなすことになります。
なのでいずれはココナラを卒業するぞ!という意気込みも併せて必要かもしれませんね。


クラウドワークス

クラウドソーシングサイトの中でも圧倒的に案件数が多いのがこのクラウドワークス。

実際僕もフリーランスを始めた初期の頃はこのサービスにかなり助けてもらいました。

クラウドワークスのいいところは、募集に対して営業文を送るのでどんな文章を書けば採用してもらえるかという勉強になる点。
また案件がスタートするとどんな流れで案件が進むのかを学べるというのもおすすめしたいポイントの一つです!

ただ案件数がかなり多いからこそ、自分以外にもライバルがたくさんいるのも特徴です。

1,2件営業文を送ったくらいでは採用されないなんてことも普通にあります。
根気強く色々なクライアント様に提案をしてみるといいでしょう。

ランサーズ

クラウドワークスと同じくらい知名度のあるランサーズも登録しておくことをおすすめします。

クラウドワークスと合わせて使うことで案件が全くないという状況はまずなくなります。

どちらの方が良いというのはありません。
とにかくどっちも使うんです!

フリーランスが営業する際の注意点

最後に、営業する際に知っておいた方がいい注意点も紹介します。

これらを知っておくことでメンタルの安定を保てると思います。

自分を安売りしていいパターンといけないパターンを知っておく

上記では時給を把握しておきましょうという話を書きましたが、場合によっては単価を下げてでも受注すべき案件があると思っています。

2パターンあると思っていて、自分の世界観を構築するために必要な案件か、実績として大きい案件

世界観を構築というのは、例えば今後VLOG系に特化したクリエイターになりたいのであれば、例え金額が安くてもVLOG系の案件は受注した方がいいです。
「あの人の編集ってめちゃくちゃオシャレだよねぇ」なんて口コミが広がってしまえば、営業なんてしなくても向こうからお仕事がやってきます。

実績として大きいというのは、文字通り今後のキャリアにおいてその案件が実績としてどれだけ大きな役割を果たしてくれるのかというのがポイント。
例えば僕は、学校法人の誰もが聞いたことのある専門学校のYouTubeチャンネルの編集をしたことがあります。
その案件をこなした実績のおかげでかなり信用が上がり、それを機に一気に単価を上げることができました。
その案件は単価が低いとしても、それをすることでその後単価を上げれるのであれば受注した方がいいでしょう。

相手企業のニーズを知る

営業をする上でそもそも自分の持っているスキルとお相手が求めているニーズにズレがある場合は、どうやっても案件の受注には繋がりません。

そのニーズをしっかりと知るためには、相手のことを全て知っているというレベルの下調べが必要になります。

営業は恋愛と似ていると思っていて、彼女が欲しいのはネックレスなのに靴のプレゼントをしたらどうでしょうか。
欲しいものさえ知っていればピンポイントでそれを提供することができます。

営業も同じで、ニーズをちゃんと把握しないとお相手に喜んでもらうことはできません。
しっかりと下調べをした上で、ニーズがないのであればあっさり諦めることも時には必要です。

タイミングや運の要素を理解する

あの人はラッキーで羨ましいなと思うこと、ありませんか?

世の中には、本当にタイミングや運は存在します。

昨日車を買った人に新車の営業をしても絶対成功しないですよね。
それと同じで、営業をしていても絶対タイミングが悪い時ってあるんです。

そんな時はただ諦めるのではなく、タイミングが来るのを待っていればいいと思います。

今じゃないというだけで、絶対無理というわけではないということを頭に入れておきましょう

フリーランスの営業方法:まとめ

長々と記事を書きましたが、僕の体験談も踏まえて全てを文字にまとめました。

この記事のことを実践すればあなたも半年後には営業の方法に困ることはないと思います。

またこのブログでは今後も有益な情報を発信していきますので、これからも更新を楽しみにしていただけると幸いです。

この記事を書いた人
Kaito

フリーランス歴9年の29歳映像クリエイター。
何の知識もなかった彼女もフリーランスとして生計を立てれるようになったので、そのコツや情報を発信していきます!
またフリーランス同士の同棲生活の暮らしについても発信していきます。

Kaitoをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました